1/2 #130 年末年始と人の差と
あけましておめでとうございまーーす!
歴史的な2020がやっと終わり
新たな年を迎えることができ
今年はなるべく多くの人にとっていい年であったらいいなと思っています。
2020年と年末年始で
差を感じることが多っかったので
今日は差ということについて
オリンピックの年だったり受験の年だったり就職の年だったり甲子園に出る年だったり修学旅行の年だったり会社が潰れる年だったり自殺する年だったり特に何も変わらなかったり
コロナ禍で生きるこの1年は
いままで生きたどんな年よりも差を感じました
2021年も同じ思いをする人が多くいる可能性があります
自分の基準で考えるのではなく
他人のことを思い
それぞれが適応した行動をすることが重要だと考えます
年末格闘技を楽しみにしていました
例年も比較的気にしてはいるんですが
今年は特に楽しみなカードがあって
しかも2カードも!
ほんとやる前から楽しみで楽しみで
強いの同士だったり面白いカードでいえば毎年ぼちぼちあるだろうけど
日本人同士で実績も足りてて
しかもどっちが勝つか本当にわからない
こんな組み合わせってそうそうあるもんじゃなくて
それが2カードも同時に…
井岡田中はもうなんかボクシングの全てというか
井岡選手は
世界のトップレベルで10年もやり続けていて
タフだし技術があり経験値がある
田中選手は
スピード、パワー、反応、バネ、センス
ボクシングに必要な見えやすいありとあらゆる才能全てが味方したような選手
わかりやすくありがちな新旧対決で
判定なら井岡、倒すなら田中
みたいな予想をしてた人も多かったように思います
僕も例に漏れずそんな予想だったのですが
ほんとね…すごい差を感じる内容でした
内容細かく書くと長ーいから端折るけど
わたしが見てる限りでも後2発くらい倒せるタイミングのパンチ打ってました
井岡選手分かってたんです
左のフック気味のパンチが見えてないこと
多分最初の2ラウンドで全て終わって
そこからはずっと手のひらでしたね
もちろんパンチはあるしスピードもあるから
丁寧に丁寧に死角からの左のパンチ狙ってた
田中選手も試合後言ってたみたいですが
こんなに差があるのかと…
凄い試合でした
とても有名な話なんですが
20年前のわたしが最高に好きな試合
畑山坂本戦の試合前のVTRで畑山さんが
『彼は自分のアゴに自信を持っているんですよ
僕はアゴに自信が無いんですよ』
『彼はパンチがあるんですよ
僕はパンチがないんですよ』
『だから僕が勝てるんですよ』
笑いながらそう言った当時25歳の畑山さんは
まんまその言葉を体現しながら勝利しました
井岡選手も田中選手の下がる右のガードを見ながらそういう気分だったんでしょうね
パワーもスピードも反応もある
多少打たれても打ち勝つ根性もある
だから僕が勝つんだと
ボクシングは本当に奥が深い
いやぁ面白かった
堀口朝倉はまず怪我明け1発目って事でそこへの不安がみんなの予想を僅差にしたのかなと
わたしも堀口選手応援の朝倉選手極わずかに有利みたいな予想でした
元々は天地の差だった2人が
あの歴史的な番狂わせで接近し
右のACLで長期離脱をする事になった堀口選手に対してその間に着実に実力をつけた朝倉選手みたいな構図だったんだけど
いざ蓋を開けたら
キック1発で試合終わってましたね
ただこれだけは言いたいんですけど
カーフがどうのとかそういう問題ではなくて
あれ蹴ってるの右だからね?
断裂した方であの蹴り打ち続けてるからね?と
そりゃ朝倉選手の陣営も予想出来るわけない
まさか怪我明けの右で蹴り連打してくる作戦を想定してるわけが無い
個人的には命削って打ってるあの狂気のカーブキックに怖さを覚えました
覚悟の差というか
とんでもない精神力で試合をしてるのだなと改めて
ゾッとしましたね
これもまたすごい試合でした
年明けに『パラサイト』見たんですよ
去年のアカデミー賞作品賞
海外作品初受賞
受賞作品そんな興味無いんだけど
最近韓国の映像は世界でも屈指だったか気になってて
2時間ちょいの中でも結構な落差があって
凄い映画だったなと思ってたんだけど
わたしの思ってるより数倍深く作り込まれていたなと
これも書くとネタバレになるし
あまりに長いから書かないけど
貧富の差を本当に多くの手法で表していて
1回では見てて気付けない事に
申し訳ない感じというか
気付けない差を感じました
是非見てください
本当に多くの手法や技術、イメージで
差を表しています
生きるには当然誰かとの差を感じなくてはなりません
差に目を閉じるのは簡単ですが
差を認識し感じることもまた重要なように思います
では
10/12 #129 優勝決まる
Finalが4ー2レイカーズの勝利で幕を閉じ
本当に色々あり長かったシーズンが終わった
Finalはどっちを応援するとかもなく
なるべく長くいい試合がみたいな
っていうテンションで見てたんだけど
バトラーがジミー・バトラーが…
感動して気付いたらヒート応援してた
動画見てるだけで泣けてくるわけで
FinalMVP
まぁこれはねレブロンでしょうと
現役最高選手であり
歴代最高選手にも
大きな一歩を進めたんじゃないだろうか
細かい内容は色々ありすぎて何書いたらいいかわかんないから
Finalの情報もまとめてくれてるし
常日頃から全然足りない知識を補完してくれる
これを見ればNBAが好きになる
NBA系YouTuberさんでも紹介させてもらって
今シーズンを締めくくろうかなと
まず上にも貼らせてもらったんだけど
バンバさん
とにかく熱くて気持ちが伝わり
見る度こっちも熱くなる内容
話の展開も起承転結があり
十数分でドラマがまとまってて見やすい
感度というか
わたしの心にくる内容をよく知ってる
リクトAFさん
NBAの歴史からサラリーのシステムなどまで
NBAの全てを包括的に話してくれ、NBAという概要を把握するのに右に出る方はいないだろう
話しも聞きやすく
難しい内容なのに丁寧に出来るだけ分かりやすく伝えてくれる
カツオくんさん
リクトさんがNBAという組織について話してるのとは対照的に
試合にフィーチャーして戦術面などの内容を解説してくれる
戦術的にどういう読み合いがあってどういう結果になってるのかをわかりやすく説明してくれる
日本人NBA系YouTuberで1番登録者数多いのかな?
この御三方を抑えれば
来シーズンからあなたも確実にNBAファンになっているはず
本当にコロナ感染者が出なくて良かった
開催に大成功したコミッショナーには賞賛と感謝しかない
では
また来シーズン
10/1 #129 Final
遂にFinal
日本野球でいうところの日本シリーズいや世界シリーズといったところか
カンファレンスFinalとかでも書こうと思ったんだけど
毎試合騒ぎすぎて疲れちゃって書きたいことを
試合中に消化しちゃう
西は競合揃いで一筋縄ではいかないと見られていたが
第2シードで優勝候補筆頭のクリッパーズがセミファイナルでマレー、ヨキッチ要するナゲッツに1-3からまさかの逆3タテで敗北
今年のプレイオフで1番の事件といえばこれだろう
- マレー PG(ポイントガード)
縦横無尽に駆け回り、外も中もパスも全てをこなすオールラウダー
- ヨキッチ C(センター)
従来のセンターからイメージするフィジカルを売りにしたパワフルなスタイルとはかけ離れた
パスを得意とし、スリーもかなり高確率で入れることが出来る新世代センター
(どちらもスラムダンクでは表せない新世代プレイヤー20代中盤)
しかもクリッパーズは
5、6戦目は20点以上リードしていたのに
何故か2戦とも同じように逆転負けをし
選手というより作戦、コーチの問題が露呈したような負け方をし、バスケというスポーツの奥深さを感じる展開だった
そんなナゲッツをレイカーズは際どい試合もあったものの結構余力を残しながら4-1でクリアしたように見え、レイカーズの底知れぬ強さを垣間見る展開だった
特に気になったのがファールトラブル
バスケは5人しかいないスポーツなので
基本的に攻撃だけとか守備だけとかそういう役割分担はない
試合にでる限り特に中心選手になれば攻めも守りもかなりのレベルが要求され
スター同士が攻守でマッチアップなんてことはよくある
ただ
何事もそうだが
注目される選手は基本的にオフェンスで注目されている
ディフェンスというのは経験が必要だったり
地味な事を積み重ねてこそ開花するもので
一朝一夕というわけにはいかない
にも関わらず相手のエース級のオフェンスを止めなくてはいけないとするなら
ファールがかさむのはいたしかない
これはキックボクシングとかでもそうなのだが
例えば右のパンチが得意な選手と対戦する場合
左のキックを撃つのが有効とされている
右の手をガードで酷使させる事によって
オフェンスの時右を出しづらく、若干でも威力を下げる戦法だ
そのようにオフェンスで相手の中心選手を攻めることにより、ファールがかさんで試合に出る時間を減らす
もしくは疲労度を高めるような作戦をとっていた
レイカーズはベテランチームでプレイオフの経験値も豊富なメンバーが多く層が厚いのに対して
ナゲッツは若手中心でこれからのNBAを背負っていく選手が多く
その差が大きく出たように思う
東も東で
第1シードのバックスが4-1でボコボコにされる展開は流石に予想してる人も多くなく
毎試合名勝負連発の組み合わせだった
そんな中始まったカンファレンスFinalは
基本的にセルティックスの方がオフェンスのコマ、タレントは揃ってるように見えたものの
センターのアデバヨが圧倒的な力の差を見せ、それに付随して
シューターの調子が出てきたヒートに対して
外のシュートの決定率がやや物足りないセルティックスが徐々に点差を離される展開が多く
力の差はそこまでないものの
戦術や対応力の差がじわじわ出てきた感じだった
レイカーズとヒートの共通点としては
戦術が豊富で対応力が高いことがまずあげられ
ロケッツやバックスのような1つの戦術を極めてるチームをどちらも対応力でボコボコにして上がってきていることがあげられる
違いは
という事だ
Finalにおけるほぼ全ての記録にランクインし
歴史上最強のオールラウンダーである事を証明している
35歳を迎える今プレイオフを見る限りでも間違いなくレブロンはリーグ最高のプレイヤーであり、チームを勝たせることが出来る数少ないプレイヤーだといえる
ヒートはレブロンをチームで止めに行かなければならないし
その成果が結果に直結するのは間違いないだろう
ロースターはオールスターでもロースターのレブロン、ADがいるレイカーズに軍配が上がるが
ベンチメンバーでは
今年のルーキーで一気に筆頭にでてきたヒーロー
経験豊富なイグダラ
などヒートの方に分があるあるようにも思う
前優勝を願う比率は五分五分のように感じるが
実際勝つのはという質問なら
7〜8割はレイカーズを予想するだろう
しかーーーし!
ここはヒートを応援したいと思う
4-3Heat!!!!!!!!!!!!!,!!
3月中断した時は今後の方針も見えてこず
どうなるんだろうと思っていたが
まさかの隔離施設で再開が決定され
ここまで1人の感染者も出さずFinalまでこれたのは
ほんとに今後の災害時のロールモデルとなるような手際の良さと完成度だった
後7戦で終わってしまうのはとても寂しい
では
9/3 #128 プレイオフ1回戦終了
プレイオフの1回戦が終了
滞りなくとはいえず
ウィスコンシン州で起こった黒人射殺事件により3日間のボイコットがありつつ
なんとか乗り切ったような感じであった
例年は連動して1回戦、2回戦と行われているが
今年は出揃い次第随時進行していくようで
激戦の西とは対照的に東はもう既に2回戦の2試合目まで進んでいる
1回戦を勝ち抜くチームは全て予想通りだったが
もちろん卓越した観察眼を持ってるわけもなく
ただ前評判通りだったといっていいだろう
しかし、結果とは裏腹に
大きく勘違いしてたことがか何個かあり
感想戦とともに前評判の修正、今後の予想というような流れでいきたいと思う
1位と8位だが例年とは違い8位に勢いがある状態というのは前回も書いた気がするが
それと同時に接戦を制し続けて8位になんとか滑り込んだブレイザーズには疲労も多く蓄積されていた
対するレイカーズは
後半の試合は西1位も確定していたため
それぞれの調整や主力の休養を重視しながらプレイオフに照準を合わせていて
再開後MVPのリラードは脱臼と捻挫により満身創痍のなか思ったようなパフォーマンスを発揮出来ず
結局4-1と圧倒的な結果となった
ロケッツ VSサンダー
リーグ全体を見ても素晴らしいポイントガードが若い世代で続々と現れる中
古豪というか2010年代を代表するようなポイントガードと言えるのはリーグに4人
サンダーにはクリス・ポールというリーグ屈指のポイントガード対決
それぞれが今年交換トレードされているというドラマ付きで恩返し倍返し因縁対決
これは4-2以下でロケッツ圧勝だと思っていたが
全くそんなことは無く
3-3までもつれて最終戦も2点差とあまりに激アツだった
クリス・ポールという歴代でも屈指のポイントガードの実力を侮っていて
経験が少ない若い選手が多いチームだから厳しいと思っていたが
若い味方を信じ、それぞれを活かし、重要な場面では自分で点が取れる
本来のポイントガードの姿を見たように感じで
あぁこれがポイントガードだなと改めて
クリス・ポールあっぱれ
ナゲッツ VSジャズ
これも4-2以下でナゲッツだと思っていたが
まさかの50点を超えを数試合で記録するような選手がお互いに現れ新主人公対決のような
ちなみに得点だけを見るなら
20点後半で一流、30点から超一流くらいの感覚
ナゲッツのジャマール・マレーとジャズのドノバン・ミッチェルの同年代であり次世代の点取り屋対決は今後も続くんだろうなというほどのインパクトだった
こちらも最終戦2点差決着と激アツで
最後は去年のベスト5プレイヤーであり、リーグ屈指のセンター
ニコラ・ヨキッチが躍動しナゲッツが勝利
前評判1位のクリッパーズだったが改めて何故ここが優勝候補筆頭なのかがわかった
前の記事で平均力が最も高くといったが
それに加えカワイ・レナードは突出した力を持っており
S評価したが大きな誤りでSS
さらにいうなら間違いなくリーグで現状最高のプレーヤーだと気付いた
常にどの試合でも安定したプレーをし
オフェンス・ディフェンス共にチームの中核であり
表情を変えずただチームの勝ちのためだけにプレイするその姿はまさにバトルサイボーグで
見ててゾッとした
スーパースターのプレーも数多く見たが
それのどれとも違う堅実なシュート、堅牢な守備には絶望感があり
あぁこういうプレーヤーがチームを優勝させることの出来るスーパースターなんだなと
ただ対するマーベリックスのルカ・ドンチッチも
有望な選手が多い今の若い世代においてさらに頭一つ抜けていて
将来GOAT(歴史上最も偉大な選手)にも期待がかかるほどの逸材
まさに新旧リーグ最高プレーヤー対決の様相を呈したが
まだおれの時代だと言わんばかりに
レナードが攻守ともに常に安定したパフォーマンスで勝ち抜いた
足首を怪我しながらもゲーム4で見せたドンチッチのブザービーターは現状プレイオフでのベストバウト
そんな長くないから見てくれてもいいけど
ピンポイントは2:00〜
西は勝敗含めてほぼほぼ予想通りだったし
知識不足だし
スイープ(4連勝)が多すぎて特にコメントすることも無いのだが
2試合が終了してる2回戦がどちらも予想外というかシーズン1位、2位のチームがそれぞれ0-2という
にわか予想では的中する事が出来ない展開になっていてここで持ちこたえれるのか、このままズルズルいってしまうのかがかなり注目だ
そんなこんなで全ての組み合わせで勝ちチームは予想出来たものの勝敗数はかなり誤差があり
未知の選手もたくさん出てきて
まさに群雄割拠なわけだが
とりあえず困った時
得点を取れる(ボールを渡せる)安定感があるスーパースターの存在
ディフェンスが出来る3ポイントシューターの重要性を再認識し
それを肝に銘じ今後のプレイオフも見ていこうと思う
NBAでは個人の評価をする時にやたらと優勝回数が考慮され、野球とかにはあまりない概念だなと思っていたのだが
チームを優勝させれる選手がリーグにほんの数人しかいない事がわかりとてもスッキリした
ちなみに当初のカンファレンスセミファイナル(準決勝)進出予想は
バックス
上から選んでるだけだし
西全然当たらなそうだけどしょうがない…これが今の限界…
なんかバックスVSヒートとかは有識者はヒート有利予想の人もぼちぼちいるようで
シーズンもヒートが勝ち越してて相性がいいチームのもよう
ただ強いってだけじゃなくて
それぞれの得意とする戦術の相性とか
選手の身長相性とか色々チーム間の相性による兼ね合いがあるのもNBAの面白いところなんだよなぁ
大きな事件が起こらず
どうにかBLM問題で中止にならない事を祈りつつ
では
8/28 #127 I Have a Dream
つい先日もまた
銃弾を背後から7発撃たられるという痛ましい事件が起こり
その事件を発端にしたデモのさなか
17歳の白人少年がデモに参加した黒人男性に向けて発砲し2人の死者が出た
黒人男性は武器も所持しておらずそこまで危険な状態には見えなかったのに対して
白人少年は銃をぶら下げて悠々と歩く姿にはなかなかに衝撃的で
After alleged mass shooter Kyle Rittenhouse shot several people in Kenosha, he casually walked towards police and gave them what appears to be a pre-planned hand signal. And the police didn’t lay a finger on him.
— Tariq Nasheed 🇺🇸 (@tariqnasheed) 2020年8月26日
The police are working hand and hand with these terrorists groups pic.twitter.com/sVpqj0ax8q
これに対して全米では様々なスポーツがボイコットという形で抗議の意思を表明した
57年前の今日8月28日は
ワシントン大行進
キング牧師が演説をした日であり
アメリカが今と同様に
公民権運動の熱に心躍らせた日でもある
動画
文字
240年前アメリカは独立を宣言し
『全ての人間は生まれながらにして平等』と示した
その歩みを一歩進めた
57年前キング牧師のI Have a Dreamによって
実現させなければならない夢だと説いた
それでもなお
これだけの犠牲と活動を繰り返しても
未だにその道はあまりに険しい
何か出来る訳では無いけれど
その夢は
We Have a Dreamだと切に願う
この件に関して
毎度のように黒人男性も素行が悪かった
という意見を散見するが
どれだけ素行が悪かったら
至近距離の背後から銃弾が7発飛んでくる事を
妥当と感じることが出来るのだろうか
まぁどう思おうがそれぞれの自由だし
その考え方を変えようとは思わない
わたしはわたしの思うように
小さな火を灯し
それを諦めない事だけしか出来ない
では
8/16 #126 NBA プレーオフ出揃う
コロナで中断になってたシーズンが7月30日に再開し
いよいよプレーオフに出場するチームが決まった
様々なスポーツが再開し始めているものの
わたしがある程度気にしている日米野球では
どちらもちらほら感染の話題がつきない
そんな中
NBAはバブルと呼ばれる隔離地域において再開し
室内競技にもかかわらず
現状感染者が一切居ないという
プロスポーツでも突出した成果を出しているように感じる
もちろん
必要とする競技スペースなどの違いもあるので
野球が悪いとかいう事ではなく
NBAの再開への取り組みが本当に素晴らしいという事だ
実際再開したNBAは
想像を絶するほど面白く驚くほどだ
まず前にも書いたが
NBAは少ない間隔で試合が組まれていて
アメリカ全土を移動しなければならないため
かなりハードスケジュールなのだが
休止により
いい休養というか
多くの選手のパフォーマンスがあがり
休養期間中に身体を搾った選手も多くいた
さらにシーズンを怪我で離脱していた選手がちらほら復帰した事により
今年からちゃんと見てるわたしには
誰だかわからないえらい強いやつ出てきたな
というような選手が現れた結果
チーム戦力が変化し、番狂わせというかどこが勝つか全くわからなくなった
無観客に関しては賛否あるようで
やはり観客がいなきゃ
という選手もいれば
無観客なのでプレーに集中出来る事もあるよう
なんにしろもろもろの理由により
かなり面白く再開後の8試合が終了した
再開シーズンの
MVPはデイミアン・リラードで
1試合でも負けたらプレーオフ出場が厳しくなる直近3試合平均で
51.3得点
フィールドゴール成功率56.1%
スリーポイント成功率48.9%
フリースロー成功率95.3%
9アシスト
とよく分からない異次元のパフォーマンス
チームをプレーオフ落選ラインから
出場圏内の8位に引き上げた結果を見ても納得だろう
ちなみになんでミッキーかというと
バブル(隔離地域)がディズニーランドの敷地で行われているため
注目チーム
ウエスト(左側)
ウエスト1位
構成
SS・S・B・C・C
とにかくレブロン次第なチーム
歴代最強オールラウンダーでもあるレブロンは
スラムダンク的に海南の牧そのもので
全てにおいてとんでもない支配力なため
彼が出ている時と出ていない時で全く別のチームとなる
今シーズン通して彼がベンチにいる時間帯が明確な弱点
ウエスト2位
構成
S・S・A・B・B
去年のファイナルMVPであるカワイがいる事で勝負強さもありつつ
他の選手も軒並みそれぞれの役割をハイクオリティにこなす選手が揃っており
全チームでも間違いなく平均値が1番高いチーム
高さが若干の弱点となる
その他にも
3位はウエストナンバーワンセンターのニコラ・ヨキッチ率いるナゲッツ
4位ハーデン、ウェストブルックのいるロケッツ
5位は前評判こそ低かったものの歴代屈指のポイントガードクリスポールのいるサンダー
7位は去年の新人王ルカ・ドンチッチがいる未来の優勝候補マーベリックス
8位には再開後最も勢いのあるブレイザーズと
ウエストはやはりタレント揃いで、個々の能力が高い選手が多い
特にハイレベルなポイントガードが多く
リラード、ウェストブルック、クリスポールは
カリーのいないこのシーズンに
リーグ最強ポイントガードは誰なのかという戦いに身を投じることとなるだろう
イースト(右側)
イースト1位
構成
SS・A・B・B・C
シーズン最高勝率チームであり安定感抜群
特に昨年MVPのヤニスは現役ナンバーワンパワーフォワードなのはもちろん
歴代でも最強パワーフォワードになる事は間違いないだろう
周りを固める選手も堅実かつ外からシュートが打てる選手が揃っており
ヤニスが速攻しつつ無理なら外にパス出して外からスリーのような展開のオフェンスが十八番
明確な弱点もなく
去年逃した優勝を狙いにいく
イースト2位
構成
S・A・B・C・C
昨年王者のカナダのチーム
ファイナルMVPを獲得したカワイがクリッパーズに移籍したことにより
今年は厳しいのではという評判だったがそんなものは全く無関係
シーズンの成績は去年よりよく
再開後のシーズンではレイカーズをボコボコに
スーパースターといわれる選手はいないものの
組織力がずば抜けて高く特にディフェンスは芸術とまでいわれている
個人的にいちおし
3位テイタム、ケンバがいる古豪セルティックス
5位バトラー率いるヒート
6位はイーストナンバーワンセンターのエンビードを中心とするシクサーズ
東は飛び抜けたスター選手こそ多くないものの
3位のセルティックス5位のヒート等
組織力で勝負するチームも多く
選手個人に依存しないチーム作りにより怪我などの耐性も含めチームとしての安定感がある
特にハイレベルなディフェンスが見どころになってくるだろう
組み合わせとしては
ここはかなり魔物が住んでそうな予感がする
4位5位のロケッツ、ブレイザーズは
今年はじめのトレードで
ポイントガードのクリスポールとウェストブルックのトレードがおこなわれたチーム同士であり
お互い古巣に引導を渡す対決になる
とにかくウエストはどこも結構な接戦が予想される
逆にイーストは上位2チームが日頃の安定感からみても磐石なように見え、カンファレンスファイナルから本番が始まるような展開になる気もする
色々書いてたらあまりに長くなり
頑張ってまとめてみたけど
そもそもそんな詳しくないから
もっと深く知りたい場合は
詳しく解説してくれているNBAYouTuberが山ほどいるのでそちらを検索してみてほしい
評価があってるかは置いといて
まぁとにかく再開して良かったし
NBAがさいこーである事は間違いない
わたしとしても初めてちゃんと最初から見るプレーオフが18日から始まる
いやーどこが勝つんだろ
全く分からない
では
8/6 #125 広島原爆の日
75年目の日
初めてわたしは黙祷をした
軽視してた訳でもないが
今までは原爆の日なんだなぁくらいの認識で
この日がどんな日かそこまで深く考えたことは無かった
Stunning video shows explosions just minutes ago at Beirut port pic.twitter.com/ZjltF0VcTr
— Borzou Daragahi 🖊🗒 (@borzou) 2020年8月4日
つい数日前
化学物質が原因で大爆発が起こり
書いてる時点で135人の人が亡くなっている
この爆発を見てもとてつもない恐怖感だが
広島の原爆はこの12倍の爆発だったようで
世界で初めて空から落とされたその爆弾により起こった
想像を遥かに絶する爆発は
10万を超える人の命を奪い
さらに数十万人を被曝させ
その後数十年にわたり苦しめ続けるこことなる
4年前
任期最後の年にオバマさんが広島を訪問し
演説をしてた事は
当時のわたしにもすごく印象的で
こんな日が来るんだなと思った記憶がある
Black Lives Matterがまだまだ叫ばれている中
オバマさんはとてつもない人気の元大統領として
今も多くの露出がある
オバマさんは当時から
平等を訴え
差別を嫌い
平和を重んじる政策だった
広島に訪問するのさえ
ある程度の反発は当然あっただろうし
批判的な意見もあっただろう
それでもオバマさんが広島に来てくれたことは
とても嬉しくありがたく思う
多くの人が、色々な物が一瞬で消え去った日であり
さらに多くの人が積み上げてきた復興の力により
今の日本がある
そんな日だと気付いたから
8時15分
西の空に1分黙祷をした
75年たった今も
わたしたちの世界には核があり
廃絶の為の戦いの最中だが
いくら理想論だといわれても
絶対に絶やしてはいけない火を
少しでも消さないように
被爆した方々遺族の方々の
ご冥福をお祈りします。