9/3 #128 プレイオフ1回戦終了
プレイオフの1回戦が終了
滞りなくとはいえず
ウィスコンシン州で起こった黒人射殺事件により3日間のボイコットがありつつ
なんとか乗り切ったような感じであった
例年は連動して1回戦、2回戦と行われているが
今年は出揃い次第随時進行していくようで
激戦の西とは対照的に東はもう既に2回戦の2試合目まで進んでいる
1回戦を勝ち抜くチームは全て予想通りだったが
もちろん卓越した観察眼を持ってるわけもなく
ただ前評判通りだったといっていいだろう
しかし、結果とは裏腹に
大きく勘違いしてたことがか何個かあり
感想戦とともに前評判の修正、今後の予想というような流れでいきたいと思う
1位と8位だが例年とは違い8位に勢いがある状態というのは前回も書いた気がするが
それと同時に接戦を制し続けて8位になんとか滑り込んだブレイザーズには疲労も多く蓄積されていた
対するレイカーズは
後半の試合は西1位も確定していたため
それぞれの調整や主力の休養を重視しながらプレイオフに照準を合わせていて
再開後MVPのリラードは脱臼と捻挫により満身創痍のなか思ったようなパフォーマンスを発揮出来ず
結局4-1と圧倒的な結果となった
ロケッツ VSサンダー
リーグ全体を見ても素晴らしいポイントガードが若い世代で続々と現れる中
古豪というか2010年代を代表するようなポイントガードと言えるのはリーグに4人
サンダーにはクリス・ポールというリーグ屈指のポイントガード対決
それぞれが今年交換トレードされているというドラマ付きで恩返し倍返し因縁対決
これは4-2以下でロケッツ圧勝だと思っていたが
全くそんなことは無く
3-3までもつれて最終戦も2点差とあまりに激アツだった
クリス・ポールという歴代でも屈指のポイントガードの実力を侮っていて
経験が少ない若い選手が多いチームだから厳しいと思っていたが
若い味方を信じ、それぞれを活かし、重要な場面では自分で点が取れる
本来のポイントガードの姿を見たように感じで
あぁこれがポイントガードだなと改めて
クリス・ポールあっぱれ
ナゲッツ VSジャズ
これも4-2以下でナゲッツだと思っていたが
まさかの50点を超えを数試合で記録するような選手がお互いに現れ新主人公対決のような
ちなみに得点だけを見るなら
20点後半で一流、30点から超一流くらいの感覚
ナゲッツのジャマール・マレーとジャズのドノバン・ミッチェルの同年代であり次世代の点取り屋対決は今後も続くんだろうなというほどのインパクトだった
こちらも最終戦2点差決着と激アツで
最後は去年のベスト5プレイヤーであり、リーグ屈指のセンター
ニコラ・ヨキッチが躍動しナゲッツが勝利
前評判1位のクリッパーズだったが改めて何故ここが優勝候補筆頭なのかがわかった
前の記事で平均力が最も高くといったが
それに加えカワイ・レナードは突出した力を持っており
S評価したが大きな誤りでSS
さらにいうなら間違いなくリーグで現状最高のプレーヤーだと気付いた
常にどの試合でも安定したプレーをし
オフェンス・ディフェンス共にチームの中核であり
表情を変えずただチームの勝ちのためだけにプレイするその姿はまさにバトルサイボーグで
見ててゾッとした
スーパースターのプレーも数多く見たが
それのどれとも違う堅実なシュート、堅牢な守備には絶望感があり
あぁこういうプレーヤーがチームを優勝させることの出来るスーパースターなんだなと
ただ対するマーベリックスのルカ・ドンチッチも
有望な選手が多い今の若い世代においてさらに頭一つ抜けていて
将来GOAT(歴史上最も偉大な選手)にも期待がかかるほどの逸材
まさに新旧リーグ最高プレーヤー対決の様相を呈したが
まだおれの時代だと言わんばかりに
レナードが攻守ともに常に安定したパフォーマンスで勝ち抜いた
足首を怪我しながらもゲーム4で見せたドンチッチのブザービーターは現状プレイオフでのベストバウト
そんな長くないから見てくれてもいいけど
ピンポイントは2:00〜
西は勝敗含めてほぼほぼ予想通りだったし
知識不足だし
スイープ(4連勝)が多すぎて特にコメントすることも無いのだが
2試合が終了してる2回戦がどちらも予想外というかシーズン1位、2位のチームがそれぞれ0-2という
にわか予想では的中する事が出来ない展開になっていてここで持ちこたえれるのか、このままズルズルいってしまうのかがかなり注目だ
そんなこんなで全ての組み合わせで勝ちチームは予想出来たものの勝敗数はかなり誤差があり
未知の選手もたくさん出てきて
まさに群雄割拠なわけだが
とりあえず困った時
得点を取れる(ボールを渡せる)安定感があるスーパースターの存在
ディフェンスが出来る3ポイントシューターの重要性を再認識し
それを肝に銘じ今後のプレイオフも見ていこうと思う
NBAでは個人の評価をする時にやたらと優勝回数が考慮され、野球とかにはあまりない概念だなと思っていたのだが
チームを優勝させれる選手がリーグにほんの数人しかいない事がわかりとてもスッキリした
ちなみに当初のカンファレンスセミファイナル(準決勝)進出予想は
バックス
上から選んでるだけだし
西全然当たらなそうだけどしょうがない…これが今の限界…
なんかバックスVSヒートとかは有識者はヒート有利予想の人もぼちぼちいるようで
シーズンもヒートが勝ち越してて相性がいいチームのもよう
ただ強いってだけじゃなくて
それぞれの得意とする戦術の相性とか
選手の身長相性とか色々チーム間の相性による兼ね合いがあるのもNBAの面白いところなんだよなぁ
大きな事件が起こらず
どうにかBLM問題で中止にならない事を祈りつつ
では