10/1 #129 Final
遂にFinal
日本野球でいうところの日本シリーズいや世界シリーズといったところか
カンファレンスFinalとかでも書こうと思ったんだけど
毎試合騒ぎすぎて疲れちゃって書きたいことを
試合中に消化しちゃう
西は競合揃いで一筋縄ではいかないと見られていたが
第2シードで優勝候補筆頭のクリッパーズがセミファイナルでマレー、ヨキッチ要するナゲッツに1-3からまさかの逆3タテで敗北
今年のプレイオフで1番の事件といえばこれだろう
- マレー PG(ポイントガード)
縦横無尽に駆け回り、外も中もパスも全てをこなすオールラウダー
- ヨキッチ C(センター)
従来のセンターからイメージするフィジカルを売りにしたパワフルなスタイルとはかけ離れた
パスを得意とし、スリーもかなり高確率で入れることが出来る新世代センター
(どちらもスラムダンクでは表せない新世代プレイヤー20代中盤)
しかもクリッパーズは
5、6戦目は20点以上リードしていたのに
何故か2戦とも同じように逆転負けをし
選手というより作戦、コーチの問題が露呈したような負け方をし、バスケというスポーツの奥深さを感じる展開だった
そんなナゲッツをレイカーズは際どい試合もあったものの結構余力を残しながら4-1でクリアしたように見え、レイカーズの底知れぬ強さを垣間見る展開だった
特に気になったのがファールトラブル
バスケは5人しかいないスポーツなので
基本的に攻撃だけとか守備だけとかそういう役割分担はない
試合にでる限り特に中心選手になれば攻めも守りもかなりのレベルが要求され
スター同士が攻守でマッチアップなんてことはよくある
ただ
何事もそうだが
注目される選手は基本的にオフェンスで注目されている
ディフェンスというのは経験が必要だったり
地味な事を積み重ねてこそ開花するもので
一朝一夕というわけにはいかない
にも関わらず相手のエース級のオフェンスを止めなくてはいけないとするなら
ファールがかさむのはいたしかない
これはキックボクシングとかでもそうなのだが
例えば右のパンチが得意な選手と対戦する場合
左のキックを撃つのが有効とされている
右の手をガードで酷使させる事によって
オフェンスの時右を出しづらく、若干でも威力を下げる戦法だ
そのようにオフェンスで相手の中心選手を攻めることにより、ファールがかさんで試合に出る時間を減らす
もしくは疲労度を高めるような作戦をとっていた
レイカーズはベテランチームでプレイオフの経験値も豊富なメンバーが多く層が厚いのに対して
ナゲッツは若手中心でこれからのNBAを背負っていく選手が多く
その差が大きく出たように思う
東も東で
第1シードのバックスが4-1でボコボコにされる展開は流石に予想してる人も多くなく
毎試合名勝負連発の組み合わせだった
そんな中始まったカンファレンスFinalは
基本的にセルティックスの方がオフェンスのコマ、タレントは揃ってるように見えたものの
センターのアデバヨが圧倒的な力の差を見せ、それに付随して
シューターの調子が出てきたヒートに対して
外のシュートの決定率がやや物足りないセルティックスが徐々に点差を離される展開が多く
力の差はそこまでないものの
戦術や対応力の差がじわじわ出てきた感じだった
レイカーズとヒートの共通点としては
戦術が豊富で対応力が高いことがまずあげられ
ロケッツやバックスのような1つの戦術を極めてるチームをどちらも対応力でボコボコにして上がってきていることがあげられる
違いは
という事だ
Finalにおけるほぼ全ての記録にランクインし
歴史上最強のオールラウンダーである事を証明している
35歳を迎える今プレイオフを見る限りでも間違いなくレブロンはリーグ最高のプレイヤーであり、チームを勝たせることが出来る数少ないプレイヤーだといえる
ヒートはレブロンをチームで止めに行かなければならないし
その成果が結果に直結するのは間違いないだろう
ロースターはオールスターでもロースターのレブロン、ADがいるレイカーズに軍配が上がるが
ベンチメンバーでは
今年のルーキーで一気に筆頭にでてきたヒーロー
経験豊富なイグダラ
などヒートの方に分があるあるようにも思う
前優勝を願う比率は五分五分のように感じるが
実際勝つのはという質問なら
7〜8割はレイカーズを予想するだろう
しかーーーし!
ここはヒートを応援したいと思う
4-3Heat!!!!!!!!!!!!!,!!
3月中断した時は今後の方針も見えてこず
どうなるんだろうと思っていたが
まさかの隔離施設で再開が決定され
ここまで1人の感染者も出さずFinalまでこれたのは
ほんとに今後の災害時のロールモデルとなるような手際の良さと完成度だった
後7戦で終わってしまうのはとても寂しい
では