トルコとシリアと【政治】
また中東で恐縮…
この間のサウジアラビアの話
あれは
サウジアラビア・イラン
を中心とする
中東の玉座問題
もう1こ
現在中東における重要な問題が
アラブの春、シリア内戦から派生する
この問題なのである
今日はこの話題について
この間から中東中東といっているが
世界的に(イギリスから見て
インドが東
インドほど東じゃない土地
それが中東
中辛みたいな感じ
ちなみに日本は極東
トルコの左上にはギリシャなどEUが広がり
イラン・アフガニスタンの右には
パキスタン・インドが広がる
中東問題をひたらすら漁ったせいで
かなり理解が深まり
わかった事がある
中東のキーワードは
宗教・石油・代理戦争
これに尽きる
トルコ
中東の最北であり
EU
のお隣
EU最大の課題である難民問題のカギ
クルド人をテロ組織とし攻撃対象
アメリカ
とは
シリア
イラン・ロシア
と友好関係
アサド政権
自国民を弾圧し飢えさせ
多数の難民
評判が悪い
クルド人
国を持たない最大の民族と呼ばれ
トルコ、イラン、イラク、シリアなどにまたがり3000万人ほどの規模
それぞれの国で分離独立を求めるも
どの国でも抑圧されてきた歴史
IS
(イスラミック・ステート,イスラム国、ISIL
イラク・シリアにまたがる
元アルカイーダ系の
イスラーム過激派組織
アラブの春(2010〜2012)
アラブ諸国において起こった
前例のない大規模デモ
その影響を受けシリア国内でも
民主化運動(シリア反政府組織
と、シリアのアサド政権が対立し
2011年にシリア内戦
そこにISが介入
- IS掃討・アサド政権を打倒
- アサド政権を支援
ロシア・イラン
- 権利・安全
反政府組織・クルド人・IS・近隣諸国
一国の内戦に登場人物が多すぎる
これが中東の揉め事そのものなのである
シリア政府・クルド人が
シリア国内で生存する形となる
過激派組織ISに勝利
シリアにおいて力を示す
シリアでの自治権確立が
現実味をおびてきたなか
クルド人の大半がいるトルコは
自国での自治権要求を警戒
→攻撃
という経緯であるのだが…
今の状況をまとめると戦っているのは
アメリカと軍事同盟国であるトルコ
VS
アメリカと同盟でISと戦ってきたクルド人
この感じ
中東ではよくおこる…
撤退し
シリアとクルド人が協力体制
になった事により
現在は
トルコvsクルド人+シリア
という構図
撤退したものの
アメリカはトルコに
経済制裁をくわえる構えをみせ
EUも軍事作戦には反対
が…
トルコはEUに対して
文句あるなら
『360万人の難民を送り込む』
と難民を兵器化
このような情勢のなか
アメリカの制裁、EUの決断
には左右されそうなものの
ロシアがシリア支援を崩していない事も考えると
今後トルコの立場は厳ように思われる
資源が豊富で宗教の重要拠点で
先進国との距離感が絶妙な中東
中東戦争(1948〜1973)
イラン・イラク戦争(1980〜1988)
湾岸戦争(1990〜1991)
イラク戦争(2003〜2011)
これだけの長い戦いの歴史は
代理戦争の歴史でもある
支援された武器
崩壊する政府
が
新たな戦いを生む
あまりに中東の記事を読み漁りすぎたせいで
中東に詳しくなった気でいるが
当分中東の事に触れることはないのかなと思う。
本当に色々な事が起こっていて
興味深かった。
少しでも気になったら
是非調べてみて欲しい
世界の中東への理解こそが
中東問題の解決に
少しでも近づくかもしれないと
思わなくもない