民主主義の勝利から学ぶ【政治】
前回書いたばかりなのだが
かなり大きな話題だと思ったので
混沌の香港で区議選が行われ
全体で452議席ある中
前回130ほどだった民主派の議席は390にまで膨れ上がり
投票率自体も前回の41%から飛躍的に伸び
71%の投票率があった
一通り書いたし
この結果で言いたいことは言えるかなと思ったので
これにてデモ回は一応の完結にしようと思っている
いざ
この選挙には結構注目が集まっていて
まずサイレントマジョリティーはどの程度なのかという事
デモが凄いのはわかったと
だが今の香港の状態に恩恵を受けてる人は必ずいて
その人達がどのくらい隠れているのだろうかという事
これは外から見ていると全く分からない
かなり興味がある内容だった
先ごろ言ったように
香港の国政選挙は民意が反映される形では行われない
なのでこの結果が直接国政に及ぼす影響はさほど無い可能性が高い
しかし
これによって全体を覆う空気はガラリと変わるだろう
民主化の影響で経済に及ぼす影響なども心配されるが
そんな事よりまず
香港市民が望む
民主主義の勝利を喜びたいと思う
今
イラン、チリ、ボリビア、スペイン等
10ヶ国以上でデモが起こっている
長くなるから割愛するが
アラブの春のように波及したこのデモの流れは
SNSで勢いを高め
WhatsAppなどのメッセージアプリによって
それぞれの国のデモ隊グループが連絡を取り
他国のデモ隊の様子を
チェックし、学んでいる
イラン政府はデモの拡大を恐れ
ネット遮断し
テロに挑んでいる
メッセージもそうだが
他の活動家の成功体験を見て、学ぶことによって
自分たちもと活動が活性化していく
この香港での選挙の成功体験は
世界各国の活動家に勇気を与えるかもしれない
しかし
その裏で負傷者、死者も多数出ていて
ますます暴力的になっていく事はいい状態とはいえないだろう
もちろん全てが民主主義の為のデモでは無い訳だが
日本において
自由とは民主主義とはここまでして
手に入れるものだという認識を持つことはなかなか難しい
それでも
いつまでも無関心ではダメなのだ
自由で民主主義だということは
国民一人一人にに責任があるということを肝に銘じて
関心を持っていかなければならない
では