香港という都市【政治】
眠らない街といえば
香港!
って感じがするくらい
煌びやかで
高層ビルが立ち並ぶイメージの香港
米中貿易摩擦
中国経済の減速の風が吹く中
デモで荒れる
香港について書いていこうと思う
香港を語る上で欠かせないのは
一国二制度
という特殊な制度をとっている
ということだ
読んで字のごとく
同じ国だけど別の制度でやっていいよとされており
香港特別行政区基本法
において
国際関係、軍事関係以外全ての事柄において
高度な自治権を有しており
資本主義
通貨は香港ドル
で独自の通貨を使用している
それゆえ
中国でありながら
独自の自由経済都市
として
アジアでも随一の経済的な成功を収めている
これは2018年
新規公開株式(IPO
の資金調達額を示しているが
香港証券取引所が世界の都市で1位
2位はニューヨーク
3位はナスダックと続く
このランキングは
新規上場をするにあたり
どの取引所が安定しているか
安全かなど
取引所ひいては都市としてのマーケットの大きさ、経済力
まぁ盛り上がりの目安となる指標である
一昔前はイギリスの香港
という立場での経済力だったが
ここ最近は中国のグローバル化と共に
さらなる重要な位置づけをになっている
3〜4ヶ月やっている大規模デモ
200万人規模
きっかけは逃亡犯条例であり
司法への介入であるが
少しづつ侵される自治
中国寄りの選挙の実態など
問題は中国による
自由への介入なのである
デモによる観光客の減少
新規公開株式を含めた資本流入の減少など
経済的にかなりの打撃があるといわれる
それで…
一国二制度が守られているかどうか
検証を義務づける
香港人権・民主主義法案
を全会一致で可決
まぁざっくり言うと
みんなで
デモしてる市民側の味方
をした訳だ
中国は報復も視野にいれると
もちろん怒っている
香港が欲しい
毛沢東以来の独裁へ向かうといわれる
新世界秩序
習近平
アジアナンバーワンの
金融都市香港
これから香港が向かう先は
どこへ続く道なのか
香港市民の無事を祈りつつ
興味を持ってみてもいいのかもしれない