個人発信の向上とメディアのあり方【メディア】
個人の発信能力の向上による
メディアの必要性、役割におもうこと
を今日は
近年
等々
怒涛の勢いで個人発信出来るツールが増え続け
いつからかニュースも
『誰々がTwitterで〇〇と発言!』
『誰々がInstagramで〇〇写真を投稿!』
『誰々がYouTubeで〇〇を激白!』
という様なニュースが増えた
よくよく考えてみると
2次発信もいいところで
ジャーナリズムの欠片もなく
メディアとして全く機能していない
知名度・話題性と発信力が必ずしも比例してるかは難しいところだが
知名度・話題性があればあるほどメディアとしては取り上げたい
しかし
知名度・話題性があれば
今の時代結構な確率で発信力があり
発信力があればあるほど
メディアに取り上げられなくても
十分に発信は出来るし
ほとんどの場合
その人達は
発言がフォロワーを超えてまで広まる事を
全く望んでいない
昨日
ダルビッシュさんがYouTubeで高校時代の喫煙問題の話を語っていて
それをどこかのスポーツ紙のネット記事が
動画とまんま同じ事を文字に書いて
それに対して
ダルビッシュさんが
『流石にそれはなくね?』
という流れが少し盛り上がっていたが
もとより
お金がある、知名度がある人に発信力が備わった現代において
メディアに取り上げられる必要はもうない
ここ最近そういう流れで
メディアには出ないけど
個人でYouTubeをやるような
スポーツ選手
Instagramでライブをするような芸能人が増えている
メディアに出て切り取られ
編集されるくらいなら
多少完成度は低くても
自分の意思で自分の言いたいことをちゃんと言えてる方が
有意義だと思うのも当然だ
ファンもそれを望んでいる
切り取られ数分にまとめた無愛想な映像も
全部見てみたら全くそんな事はなく
無骨だが思った事を正直に言う人なんだな
という様な印象を抱く事などは山ほどある
近い将来
試合後の囲み取材などやる意味もなくなり
選手がロッカーでライブ配信をする日も
間違いなくくるであろう
では
メディアは必要ないのか
と言われると
もちろんそんな簡単ではない
ただ
焦点をあてるべき人間をしっかり探さなければならないし
取り上げられたいと思うべきメディアでなくてはならないのだろう
主役ではなく脇役の魅力の発見
この人のインタビューは受けといた方がいいと思わせるような話術・信頼性
このようなものが
今後のメディアに必要となってくるように思う
まさにDJのような
曲は有名じゃなかったとしても
それを繋ぐ・魅せる・聞かせる技術に期待したい
もちろん
これは新しい事でもなんでもなく
本来のジャーナリズムとは
こういう事なのだと思う
面白いニュース
興味がある話題
メディアでしか取り上げれないような小さいけれど大切な声が
届くべき場所になるべく誠実に多く届くように
今後の変革には期待しても
いいのではないか
では