ためにならない今日の話題

今まで興味が無い話題でも、ふと気になる話題はあるかもしれない。興味の入口に。

1/4 #85 アメリカとイラン



昨日1日中出かけてたら

とんでもない出来事が起こってて

明らかに昨日取り上げるべき大事件なのだが

遅れてしまって申し訳ない

 

 

事態としては

イランの2番手ともくされている

ソレイマニ司令官がイラク(国外)でアメリカの空爆により死亡したというニュース

 

まず

こないだ訪日していたロウハニさんは

イランでは大統領なのだが

イランには最高指導者という

読んで字のごとく最高権力者がいて

それがハメネイ(二代目)さんである

 

隊司令官という呼ばれ方から

軍の司令官が殺害されたのかと思われるかもしれないが

国軍ではない

日本でいうと自衛隊の1番偉い人が殺害されたわけではなく

別動のまた違う

イラン革命防衛隊(イスラム革命防衛隊

の有力者という事

 

北朝鮮があれだけ挑発行為をしているのにもかかわらず

攻撃よりは対話と首脳会談を選択しているのを見てわかる通り

トランプ大統領は交渉などを得意とし

攻撃的でないことで知られている

 

しかし何故か中東

特にイランには強硬な姿勢で挑んできた

では何故イランに厳しくあたるのか

 

 

アメリカとイランは40年国交を断絶している

 

初代の最高指導者であるホメイニさんが指導者となる時

元々いた国王が親米派だったのだが

その国王を追い出してホメイニさんが最高指導者になった

元国王はアメリカに亡命し

アメリカ大使館に逃げ込んでいた

それを熱狂的な支持者の学生たちが

アメリカ大使館を占拠し400日以上にわたってアメリカ大使館職員などを人質に取った事件がある

これによりアメリカ国民はイランに対していい印象を抱いていない

 

これがまず1つの理由

 

もう1つ

前大統領のオバマさんは

当時核開発をしているのではと

世界から疑いの目を向けられていたイランと

 

イラン核合意

 

という

イランが核開発を大幅に減速させるのを条件に経済制裁原油取り引き制限などを緩和する事を

イギリス、フランスなど国連常任理事国間で結ぶ約束をしていた

 

それをトランプ大統領は去年

世界的な反対を無視する形で一方的に離脱し他にもイランに厳しい政策を次々に取り決め

反イラン派の国民感情にアピールをしてきた

 

これらの理由により

イランに強硬な姿勢を取っているわけである

 

 

今回のことで

アメリカとイランの関係性は最悪な状態になり

世界的に見ても原油の価格が高騰し

経済面で大打撃を与えることはいうまでもない

人が10人も死んでいる

 

アメリカとしてはテロ組織の長を殺害したという姿勢だが

何も起こってないのに元凶になり得る存在をこのような形で殺害することは

それこそテロ行為なのではないかと思えてしまう

 

 

日本としても原油の高騰の影響

アメリカ、イランと友好関係にあるのにも関わらず

それらの国が争う事は全く嬉しくなく

さらにはアメリカによって

自衛隊の出動などを催促される可能性が極めて高い

 

たまたまかなんなのか

ゴーンさんの逃亡先であるレバノンも中東で

イラン・イラクのとても近くにあるため

 

否が応でも2020年そうそう

中東に注目せざるを得ない状況になっている

 

 

世界的にも

あーあ。やっちゃったな

というような感じが強いように印象を受けが

戦争になろうもんなら

もっと状況は悪化するし

当然死者も何倍にも増えてしまう

 

 

アメリカとしてはこの攻撃により

イランが怒り

イラクアメリカ大使館など

一般人への攻撃を焚き付け

それを理由にさらなる攻撃に転じようとしているように個人的に感じる

 

イランには酷な話だが

熱くならず国際社会を巻き込むなど

人の命を使わない方法で

『反撃』して欲しいと願う

 

 

 

平和を願えど

新年早々人が人によって殺されてしまう

 

戦争が起こらないことを願いつつ

 

 

 

 

では